ひとりごと
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アカヒレちゃんと水草 2003年12月29日(月)

午後の柔らかい光がリビングの真ん中まで射しこんできた。
顔を上げると部屋がまぶしかった。
年賀状を書く手を休めてお茶を入れた。
日向ぼっこ休憩をした。

人間の家より、インコたちのかごより早く、
大掃除がすんだアカヒレちゃんの水槽にも、
暖かそうな日が当たっていた。
覗き込むと、透明な水の中で揺らめく水草から泡がぷくぷくぷく。
小さい銀色の粒になって、一列になって昇ってくる。

わぁ。
水草が光合成をしているんだ。
今、酸素を出しているんだ。
アカヒレちゃんはそれで息をしているんだ。

きれいで、不思議で、かわいくて見とれてしまった。
アカヒレちゃんは、気持ちよさそうに赤い尾っぽをなびかせて
泡の列をふわりと乱した。

長野の友だちにいただいた水草は
小さい水槽の中にちょうどいい大きさの森を作った。
アカヒレちゃんはそこで休み、酸素をもらい、二酸化炭素と栄養を与えている。
アカヒレちゃんと水草は、ぴったりのバランスらしく
水もほとんど汚れない。
アカヒレちゃんも水草もとてもきれいで元気だ。

私がいつも見ていなくても、小さな水槽の中で生態系ができている。
のんびり幸せに暮らしているアカヒレちゃんと水草を見て
私の気持ちものんびりほっこり幸せになった。
そのあと年賀状を書きながらも、
なんだか嬉しいことがあったな、と思うと、
アカヒレちゃんのことだったりした。


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