ひとりごと
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明け方、東京では初雪が降ったらしい。 実家の庭には白くうっすらと積もったと言っていたけれど うちの庭はしっとりと濡れているだけだった。 そう言えば、夜更かしして眠る前にさらさらと言う音を聞いたのが あれが雪だったのだと思う。
そして朝から清々しく晴れていた。 強い風が空を青く磨いていた。 風はとっても冷たいのに、輝く陽射しのせいなのか なぜか優しく感じて、なにかを話しかけてくるようで 干しかけの洗濯物を足元に置いたまま 風に向けて何回もシャッターを切った。
あれは、失ってしまった誰かだったのかもしれない。 土の中に眠っているのではなく、 千の風になって大空を吹き渡っている誰かだったのだ。 日の光になって、優しい雨になって、 きっと初雪にも姿を変えて、誰かは訪れてきてくれている。 そばにいてくれる。
takasiさんが美しいページを作ってくださった。 粉雪が舞う中の暖かい窓辺に心が安らぐ。 優しい詩を読んで、悲しみが和らいでいく。
千の風になって
元の英語詩は作者不詳らしい。 いつどこで生まれたのかわからない。 takasiさんがお嬢さんに読んでさしあげたと言う本、 新井満さんの「千の風になって」を私も探して読んでみようと思う。
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