ひとりごと
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千の風 2003年12月27日(土)

明け方、東京では初雪が降ったらしい。
実家の庭には白くうっすらと積もったと言っていたけれど
うちの庭はしっとりと濡れているだけだった。
そう言えば、夜更かしして眠る前にさらさらと言う音を聞いたのが
あれが雪だったのだと思う。

そして朝から清々しく晴れていた。
強い風が空を青く磨いていた。
風はとっても冷たいのに、輝く陽射しのせいなのか
なぜか優しく感じて、なにかを話しかけてくるようで
干しかけの洗濯物を足元に置いたまま
風に向けて何回もシャッターを切った。

あれは、失ってしまった誰かだったのかもしれない。
土の中に眠っているのではなく、
千の風になって大空を吹き渡っている誰かだったのだ。
日の光になって、優しい雨になって、
きっと初雪にも姿を変えて、誰かは訪れてきてくれている。
そばにいてくれる。


takasiさんが美しいページを作ってくださった。
粉雪が舞う中の暖かい窓辺に心が安らぐ。
優しい詩を読んで、悲しみが和らいでいく。

千の風になって

元の英語詩は作者不詳らしい。
いつどこで生まれたのかわからない。
takasiさんがお嬢さんに読んでさしあげたと言う本、
新井満さんの「千の風になって」を私も探して読んでみようと思う。


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