ひとりごと
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クリスマスから一夜明け、急に街は年末のあわただしさ。 人々は忙しそうに早足で歩いている。 あと数日で終わる今年のうちに、 片づけなければいけないことがいっぱいあるんだ。 大変、大変。
私の歯の治療は、年越しすることが決定した。 虫歯は意外と重症だった。 あんなに痛かった腰は、だんだんと気にならなくなってきた。 今のところ、風邪もひかずなんとか元気にお正月を迎えられそうだ。
歯医者さんのあと、銀行の用とスーパーでの買い物を済ませ家に帰った。 今日は庭仕事と、部屋の片付けをする予定。 年賀状も早く作り始めなくては。 忙しい、忙しい。
鍵を取り出しながら歩く、アプローチの横で この冬初めての水仙がかわいい花を咲かせているのを見つけた。 しばらく見とれてしまった。 静かな佇まいに気持ちが落ち着いた。 なんとなく賑やかな気配がして振り向くと、 真っ白なふわふわの玉がいくつも踊っていた。 花殻を切らなかった秋明菊の実がはじけたのだった。 そっと触れてみると、柔らかくて暖かい。 心がゆるやかにとけていく。
そうだった。 あわてない、あわてない。 ひとやすみ、ひとやすみ…。
どんなときにも花たちは優しい。 ありのままで静かにそこにいてくれる。
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