ひとりごと
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恵ちゃんバッグ 2003年12月22日(月)

年末、やっぱり忙しい。
毎日どこかへ行くか、誰かが来るかしている。

今日はパン教室のあと、そのまま新宿まで買い物に行った。
甥や姪へのクリスマスプレゼントやカード、
その他、都会でしか買えないものいろいろ。
あわただしくっても、疲れていても、
華やかな街できれいなものを見るのは楽しい。
夕方には、両手から4つもの大きな荷物をぶらさげていた。

帰りの下り電車は始発の新宿駅で2台見送り、15分並んで急行電車の座席を確保した。
これで30分は眠れる。
大きな荷物を抱えてよろよろと立っているのはかえって迷惑にもなるものね。
席に座ると、日ごろの寝不足と買い物の疲れのせいか、
発車する前からうとうととし始めてしまった。
そして心地よい揺れに体を任せて熟睡…。
でも耳は起きているのか、不思議なことに降りる駅では目が覚めるのだ。
いつもの各駅停車に乗り換える駅ではちゃんと目覚めて降りることができた。

本当なら、向かい側に止まっている各停にすぐに乗り込むのだけれど
今日はこの駅で下車。
大事な用がある。
1ヶ月前に注文してあった、バッグができあがったとお店から電話があったのだ。
早くそれを取りに行かなくちゃ!

「かわいいお子さまやペットの写真を転写プリントにしてバッグに仕立てます」
と言うバッグ屋さんの親バカ企画を見つけたので、
恵ちゃんの写真でバッグを作ってもらったのだ。
何百枚、何千枚もある中から選んだこの1枚。
恵ちゃんのやんちゃさと、赤ちゃんらしさが出ていてお気に入りだ。
10種類ほどあるバッグの型の中から好きなものを選び、色も決めた。
さて、どんなふうにできあがったかな?

バッグ屋さんのカウンターで控えの伝票を渡した。
裏の倉庫からすぐにビニールに包まれたバッグが持ってこられた。
店員さんはビニールをほどき、にこにこしながら「これですね」と見せてくれた。
恵ちゃん!
小さいときの恵ちゃんが、懐かしいポーズでバッグになっていた。
横長のバッグの形と皮のこげ茶色も似合っている。

「うふふ、かわいい!嬉しい!」と、笑ってしまった。
「写真に動きもあるし、かわいいってお店でも一番の評判だったんですよ。」
と、店員さんが言ってくれた。
お店の人、みんなで見てくれたんだ。
お世辞かもしれないけれど、嬉しい。
少なくとも私は大満足だから、それでいいんだ〜♪
紙袋に入れて渡された恵ちゃんバッグを、帰り道で何度も覗いてしまった。
荷物はまた増えたけれど、心はウキウキ。
これは私へのクリスマスプレゼントだ。

家に帰ってゆっくりと眺めた。
恵ちゃん、小さかったな。
写真と同じ、恵ちゃんが寝転がっていたソファの上にバッグを置いてみた。
バッグのプリントはちょうど実物大だった。
恵ちゃんは、この大きさだったんだ。
バッグにすっぽり入るくらい本当に小さかったんだ。

こげ茶色の皮とツイードでできたバッグはこの冬、大活躍しそうだ。
これからお出かけは恵ちゃんと一緒。
今度、本当の恵ちゃんに会いに行くときにも持っていこう。
自分だってわかるかな?


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