ひとりごと
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先週から夫に、年末調整用の書類をそろえておくようにと言われていた。 保険の払い込み証明、住宅ローンの残高証明など、 先月からぽつぽつと郵便で来ていた。 そのひとつがどうしても見つからなかった。
保険と公庫の書類はそろっていた。 でもどこをそう探しても、銀行からの書類が見つからない。 もう何日も探していた。 もともと整理整頓や事務管理はあまり得意ではない。 どこかに紛れ込ませているのかもしれない。 自分を信用できないのが情けない。
会社への提出期限が迫っている。 でも見つからない。 実を言うと、見た覚えがないのだ。 ちょっとでも手にとって見たものなら「あの辺にあったはず」と見当がつけられるけれど 見覚えのないものを探すのは、頼りなくて不安で大変だ。 領収書や手紙の整理をしながら徹底的に探して、明け方の4時で諦めた。
短い睡眠から覚めた朝、見つからなかったことを夫に言った。 「これだけ探してないのだったら、銀行の手違いかもしれないね。」 まさか、銀行が!と思ったけれど、だらしない私をせめない夫の優しさに感謝した。 そして9時を待って、念のため銀行に電話してみた。
事情を話し、「再発行できますよ」との答えにほっとした。 そして口座番号を言って調べてもらうと…。 なんと、手違いがあってまだ発行していなかったと言うのだった。
なんだ〜〜。 一気に力が抜けた。 見覚えがない、と言う私の記憶に間違いはなかったんだ。 ないものを探しても、見つかるわけはない。 あの苦労は一体…。
でももっと早く気がつかなかった私はやっぱり抜けているんだ。 来ていないことに気がついて、すぐに問い合わせたらよかった。 自分に自信がないから、こんなにあせって探したんだ。 睡眠不足にはなったけれど、領収書や手紙の整理ができて、 いらないDMの始末もできて、さっぱりしたのでよかったことにしよう。 来年からは気をつけよう。
昼前からは、今年も懲りずに買い込んだ球根の植え付けを始めた。 庭の掃除をし、土をほぐし、肥料を漉きこみ、 春の花園を思い描いて、球根たちの眠る場所を決めて植えていった。 冬至前の夕暮れは早い。 4時を過ぎて、暗く寒くなっても、まだ半分も植えられてはいなかった。 続きはまた明日。
睡眠不足と朝のばたばたと久しぶりの庭仕事の疲れとで、 部屋に入ってからは気がつくとうとうととしていた。 見ると、かごから出たまま私と一緒に朝の4時まで付き合ってくれたピーちゃんも やっぱり眠そうにうとうととしているのだった。
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