ひとりごと
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今年最後の万華鏡教室では、 クリスマスらしい夢のある万華鏡を作った。 手回しのオルゴールを動かすと、 小さなオーナメントの乗ったメリーゴーラウンドが回転する。 その中心が万華鏡になっていて、屋根のてっぺんから覗くと 「星に願いを」の音色に合わせて、ガラス細工の映像が変わっていく。 小さい宝物がまたひとつ増えた。 壊れないように、ビニールでくるんでそっと紙袋に入れ 仲間たちにさよならを言って、賑わう六本木の街に出た。
夕方からは、夫と待ち合わせをしていた。 どこに行くかは決めていなかったけれど 思いついて、まだ見ていなかった六本木ヒルズに行くことにした。 ただでさえ華やかでおしゃれな街が、クリスマスが近づいて いっそうロマンチックなムードに包まれていた。 ショーウィンドウも、街路樹も、大きなクリスマスツリーも 人々の顔も、きらきら輝いて見えた。 青白い星をまとったように光る並木道の向こうに 赤くぼんやりと光る東京タワーが暖かかった。 人工的な東京の風景も、夜には、この季節には、とても美しい。 眺めていると、何か懐かしい気持ちを思い出すようだった。
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