ひとりごと
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ピーちゃんとべべとジュジュ 2003年11月29日(土)

べべと一緒にピーちゃん(仮称)をかごの外に出して遊ばせた。
高い幼い声で鳴きながら部屋の中を飛び回る。
べべの後をついて、カーテンレールからカーテンレールへ。
照明のチェーンからかごの上へ。
少し危なっかしげに、それでも楽しそうに部屋を探検していた。

おなかのすいたべべが、先に自分のかごに戻った。
餌をついばみ、止まり木で一息ついて、もうかごからは出なかった。
ピーちゃんはまだカーテンレールの上。
放たれて、また小さなかごに帰るのが惜しいのか、
しばらくひとりで遊んでいた。

やがてピーちゃんも自分からかごに入っていった。
あ。でもそれはべべのかごよ!
ピーちゃんのかごは隣よ。
よりによって、怒りっぽくて気の強いべべのかごに入らなくても。
さらにぴーちゃんは、べべのかごの餌を食べ始めたのだ。
大変!
きっと叱られる…。

ただでさえ食いしん坊のべべ。
ほかの鳥のかごに入って、ちゃっかり餌を食べたりするのだ。
そのかごの鳥が近づくと「何よ!ちょっと食べさせてよ!」と
開き直って怒ったりするほどなのだ。
それが、自分の餌を食べられたりしたら、どんなに怒ることか。

どうなるかと、ドキドキして見守った。
自分のかごに入ってきて、餌を食べ始めたピーちゃんを見て
べべは止まり木から降りてきて、たしなめるように「チチチ」と言った。
でもピーちゃんはかわいく首をかしげただけで、また餌をつつき始めたのだ。
さあ、叱られるぞ!と思っていたら、べべは黙って止まり木に戻ったのだった。
そして「しかたないわね」と言った感じで、優しくピーちゃんを見守っているのだった。
ピーちゃんは無邪気に一生懸命、べべの餌を食べている。
べべはそれをおだやかに見守っている。
心がほんわり暖かくなるような優しい風景。

べべは、ピーちゃんがまだ子どもだとわかって寛大なのだ。
慕ってくれるピーちゃんをかわいいと思っているのかもしれない。
べべにこんな一面があったなんて。
べべちゃん、やるじゃない!と見直してしまった。

そしてジュジュはと言うと…。
いくら子どもでも男同士、自分が先住者。
ピーちゃんには厳しいのだ!
好奇心いっぱいに、かご越しに近づいてきたピーちゃんの足を
思いっきり噛んだりしている。
ピーちゃんは悲しげな声で「ピー」と鳴く。
「ほらほら、ピーちゃん、痛かったら逃げればいいのに。
 ジュジュちゃん、あなたも大人げないよ。」
私はあわてて2羽を引き離す。

ピーちゃんがうちに来てもう2週間。
まだ飼い主さんは見つからない。
そして少しずつうちのインコたちとの関係もできあがってきた。
このままうちの子になるのかな。


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