| 2004年10月27日(水) |
インディアンサマーと新旧大陸対決 |
インディアンサマーと言えばLuna。と言っても読んでる人には何の事やらでしょうな。意味の分かる方、お友達になってください。
掲示板でインディアンサマーについてご教示いただいた。 インディアンサマーってのは日本語で言う小春日和ね。 で、そのサイトを見てみると語源について幾つか書いてあり、 1.アメリカ先住民が冬に備えて狩りに出るのに適した日 (天気は良いが空気が澄み切ってないので獲物に勘付かれにくい) 2.アメリカ先住民が白人を襲うのに適した日 (作物の収穫も終わってて白人の所には食べ物いっぱい) 3.アメリカに移住してきたイギリス系白人が季節外れの暖かい気候をさして「バカの夏=インド人の夏」とした 4.インド洋航海にあたり、荷積みするのに適した日 などなど、諸説が。
で、何と言っても一番驚いたのが、このサイトによるとIndian Summerってのはアメリカ北東部での気候を指すと言う事。じゃあポーの小春日和はインディアンサマーじゃないのか?
と、思ってポー語のクラスメートに聞いてみる。アイルランド人とウェールズ人、2人が口を揃えて言う事には。 「ハ!ナンセンス!ナンセンス!」 インディアンサマーの語源がアメリカ先住民に関連するとか、アメリカ北西部の気候を指すとか、バカを言うのもいい加減にしてくれ、みたいな反応でした。どうせアメリカ人がほざいてるだけでしょ? と、美しい英語で。(アイルランドとかウェールズ訛りってバカにされがちだけど、2人の英語はホントに美しいの。発音も言い回しも。うっとりしてまう。)
UKでもアイルランドでもインディアンサマーって言葉は使うらしい。それってアメリカからの逆輸入の言葉じゃないの?なんて恐ろしい発言は、私にはとてもできませんでした。
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