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----------2005年10月06日(木) 033-040

033 だってさ、裸の女がまるで芋でも洗うみたいにそこらじゅうにごろごろしてんだぜ? あっちでべろーん、こっちでぺろーん、そりゃ萎えるって。同じ女として情けないからジムではお風呂に入らない。

034 夜を歩く人々。子供が自分を売る。男が子供を買う。底意地が悪いものだからじっと顔をみてやるのだけれど案外悪びれた様子もなく、明らかに不整合な「カップル」は微笑みさえ浮かべて、ぎこちなく手を繋ぎながらわき道へ逸れていく。

035 自分の父親と同じ年頃の男性と肩を並べて歩いているだけで後ろめたい気がしたものだったが。

036 いつだって後ろめたいのか。ただ歩いているだけで。ただ息をしているだけで。いやいや、ただ生きているだけで。

037 同じコードを共有していなければ決して真の意味は伝わらない。そのコードは学習によって身につけることも可能だけれど大半は生得的なものだ。

038 などと自称「実存主義者」がのたまってはいけない。選択は常に可能である、隠されたコードなどは存在しない! 

039 ・・・って本当? 第三の目を開くことは誰にでも許されていることか?

040 分からないことばかりだよ、センセイ。