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----------2005年05月30日(月) 海綿の心意気
キミの脳味噌を海綿状にして。
というとなんだか一時流行った悪いビョウキのようだけれど、とにかくキミの頭は常に海綿のようであらなければならない。柔らかく弾力のある小さな身体で、何もかもを吸収するんだ。
いいことも、悪いことも、素晴らしいことも、憎むべきことも、美しいことも、醜いことも。
お風呂上りのコントレックスが身体に沁みこんでいくように、あらゆるものはキミに「読まれる」ことによってキミの身体に沁みこんでいく。だけどキミの脳味噌が海綿状でなかったとしたら、すべては石の上を滑る水のように無駄に流れ落ちていく。
海綿というのは、ある日ナジャという人が突然思いついたことで誕生したメタフォリカルな存在だけれど、キミが世界と対峙するときはいつも、海綿の心意気を忘れてはならない。
だってこんなにも、こんなにも、「読まれるべき記号」は世界に溢れかえっているんだから。
ルールその30:背筋を伸ばして歩くこと。
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