indexbacknext

----------2005年05月06日(金) 雨に想ふ

海綿は雨が嫌いだ。

どうしても身体が重くなる。汚れた街の匂いが沁み込んでくる。自分と周りの境界が溶けて曖昧になる。

身体中の穴という穴から遠慮のない雨が忍び込んできて、海綿は冷たい、と思った。そうして世間の冷たさを思い知った。比喩でもなんでもなく、世界は、冷たい、と思った。

あたたかいお風呂に早く浸かろう、そうして全身を泡だらけにしよう、洗いたての海綿はとてもいい匂いがするのだ。

ルールその6:天気予報は7割程度信じること。