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----------2005年03月30日(水) 箇条書きでごめんなさい
「純粋に人間的な義務をきちんと果たすということは、文を書いたり、翻訳したり、計算したりするような作業をきちんとするのと同じ次元に属するのである。このきちんとした正しさをなおざりにすることは、対象に対する尊厳が欠如しているということである。義務を怠ることもそれと同様である。」(シモーヌ・ヴェイユ「カイエ2」/みすず書房)
・すべての事象の根幹には単純作業がある、単純作業をきちんとこなすことのできない人間は何事も正確に成し遂げることができない。
・対象に対してどれだけの真摯さを持つことができるか。たかが紙切れ一枚とみなすか、それともその紙切れ一枚に付随している人の思いだとか苦労だとかをちゃんと想像できるか。
・「ミス」とは注意力の欠如であると同時に想像力の欠如である。
・丁寧に生きること、すべての瞬間において。
・「正しい」の内容は人それぞれ違っていても構わない。私の「正しい」はあなたの「間違い」であるかもしれないしあなたの「正しい」は私の「間違い」であることがほとんどだ、けれどとにかく「正しい」と自分で信じられることを為すこと。
・「これでいいのか?」「このままでいいのか?」とむやみやたらに問わないこと、意味を問うことを中断させなければならない時期もある、問うている時間があるならまずやらなければならないことを優先させること、たとえば目の前のカップをシンクに持っていく、とか。
・とにかく「きちんとした」人間でありたい。
・部屋を片付けよう・・・。
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