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----------2005年01月31日(月) インサイド・アウト

「想像の世界は全然孤立しており、私はその世界には自分を非現実化しないかぎり入ることを許されない。」(ジャン・ポール・サルトル「想像力の問題」/人文書院)

キミの話には飽きたしキミの阿呆さ加減には呆れたし

なんだかいろんなことにうんざりしたし

そろそろ自分の裏と表をひっくり返して外の世界をそのまま内へ包みこみ、内の世界をそのまま外へどしゃーっとぶちまけてみたらどうだろう、ってなことを考えてみた。

私を裏返しにするのだ、非現実化するのだ。そうしたらきっと想像の世界は内側で受肉する、そうして現実の世界には引きちぎれた血管だとかむき出しの内臓だとかをぷらんぷらんと垂らした無気味な血の塊が残るだけ。

さぞ気持ちがよかろうと思うのだけれど、どう?