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----------2005年01月02日(日) プーさんは何処?

「−ぼくはどっちでもいいよ。君から見れば、ぼくは狂っているかも知れないね。でも同じ世界に生きてるんだ。君は頑張って、世界の中に自分を確立しようとしている。でも、世界は思う通りにならないだろう。ぼくは世界の中に自分が溶け込んでしまえばいいと思う。ぼくは空になったり、野原になったり、蠅になったりできるぬいぐるみになりたいな。でも、君はヒトに進化することにこだわっているマリオネットだよね。」(島田雅彦「君が壊れてしまう前に」/角川文庫)

誰と争っているわけでもなく誰に求められているわけでもなくただただ馬鹿馬鹿しいから鬱陶しいからまるで壊れてしまったおもちゃのようにカタカタとキーボードを叩き続ける、私は職場で一番のピノッキオ、最もコストパフォーマンスに優れたマリオネットだ。

身体の継ぎ目という継ぎ目がぎしぎしと不気味な音を立てている。

ピノッキオの親友、プーさんは何処にいるのかな。