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----------2004年12月07日(火) 醜いオンナ

「私が友達の悪口を言うときの顔はどんな顔だったんだろう
ひどい言葉をならべ友達の票をとりプリクラの数を毎晩数えてた
一瞬の笑いのための白目をむくような言葉は
電波に乗って黒く焦げながら自分のところへ跳ね返ってくる
明日からではなく今日から心の中にもメイクアップして悪口はやめます」
(「明日からではなく」小谷美紗子/「うた き」より)

なあなあ聞いてよあの子さあすんませんすんませんてゆうてるけど顔が全然謝ってないと思わへんそんときだけ謝っといたらええちゅうのがまるわかりやねんさっきもさあ・・・そうそう分かる分かるなんでそんなミスして平気な顔してられるんやろうなこないだ・・さんが・・してたときこれやっといてってゆうたらええーってなものすごい顔で言うねんでおまえ立場分かってんのみたいな・・・うっそマヂでそれにさあ・・・

休憩室で、そんな「悪口」に没頭しながらタバコを吸っているオンナたちは非常に醜かった、アタマには角が、口元には牙が生えているかのようだった、どうか私まで伝染してきませんように、とMDウォークマンの音量を上げた。

中指立てて、シネッ、と吠えたらそれで終わり、くらいにしておこうと心に誓った。