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2005年12月31日(土)
何がどうあっても、何事もなかった事にしたいのが彼女。 事を荒立てたいのがつばさ。 それでも、今日は二人でお外で年越しをする約束でした。
粋でしょ?落語でカウントダウン。
同席したくは無いけど、見逃すのが惜しい。 どうすんの?と聞かれて行く事にしました。
行かないと詰まんないだけの年越しだし。
で、横浜にぎわい座まで出かけました。
しかし落語家ってのはすごい。 前に正蔵のお披露目会で喜久蔵師匠を見て、殺されるかと思うほど笑ったけど、何でこんな面白いんだ。 漫才より全然面白い。 今日も落語家達は絶好調。曲芸の若者たちがドジる中、隣のトトロを回転させながら綱渡りをさせた中堅の曲芸師は、会場を世代を超えて一体化しました。 その世代も孫持つ世代も大喜びです。
こんな会場で、険悪になんかなれない。
しかし、芸ってのは大変だな。 小朝師匠を見てると、いつも一定の芸で、いつも面白い。 正蔵は次に見たら「こぶ平」だった。 評価が分かれる理由が判りました。 せっかくお披露目で上手いと思ったのに。こぶ平で高座に上がるようじゃ、師匠と呼べない。 舞台は一期一会ですね。 それで評価が決まってしまう。
恐ろしいなあ。
と言う事で、落語で年越しをして、わだかまろうにもわだかまれなかった二人でした。 思う壺だな。
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