じわじわと、後輩が亡くなったのだ、 ということが実感できてきたような、出来ないような。
弔電希望者は最終的に10名を超えて、 午後に取りまとめて弔電を打ちました。 以前仕事で何度か打ったことがあるのだけど 慣れるものではないな、と思う。
お通夜はどうだったかな。 参列してくれた人たちが、きっとご遺族をお慰めしてくれたことと思います。
***
弔電を取りまとめる一方で私は日常を過ごす。
午前中はダラダラと家事をやり、午後は妹や苧環さんとスカイプで話す。 洗濯物を取り込んで夕飯を作り、食べ、お風呂に入ってドナルドを寝かしつける。
東日本大震災に際しても思ったことだけど、 自分は自分の日常と非日常を生きるしかないのだよなぁ。
私が原子力に詳しかったら、超能力者だったら、 大金持ちだったら、強力なリーダーシップを持っていたら、 人を救える強い言葉や人徳を持っていたら。
そんなことを考えても現実は1ミリだって変化しないんだもの。
彼女の死を悼みながら、私は日常を生きる。生きるしか術がない。
なんてぼんやり思いながら過ごした一日でした。
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