ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2026年09月18日(金) お花のおばちゃん

本降りの雨。気温は25℃に届かなかったが蒸し暑さを感じる。

台風25号は土佐沖を北上し関東に向かっているようだ。

幸いと云って良いのか明日からしばらくは晴天が続きそうである。

しかし豪雨に見舞われた千葉等に近づく台風を思うと心が痛む。

地震や水害、何と天変地異の多い年なのだろうか。



4時半に帰宅し義妹宅を訪ねる。

随分と顔色が良くなっておりほっと安堵であった。

貧血の原因は血小板が破壊されていたとのこと。

いくら心臓が血液を送り出しても貧血になるはずである。

詳しい病名は分らないが難病指定となるのだそうだ。

完治の見込みはなく一生薬を飲み続けなければならない。

もう受け止めるしかないが何と憐れなことだろうか。

連休後にまた診察があり来月にはペースメーカーを入れることになった。


義妹宅から帰宅するなりお向かいのご主人が訪れ

右隣の奥さんが今日亡くなった報せだった。

容態が芳しくないことは知っていたが大きなショックである。

近所でも有名な程にいつも元気で溌溂としていた人だった。

自宅は「花屋敷」と呼ばれとても花の好きな人でもあった。

娘などは子供の頃から「お花のおばちゃん」と呼んでいたくらいである。

花のことは何でも知っていて「花博士」でもあった。


膵臓がんが見つかった時にはもう手遅れで余命宣告をされていたそうだ。

どんなにか辛かったことだろう。しかし会えば笑顔を見せてくれる。

体調の良い日には土手の道をよく散歩していた。

しかし病魔には勝てなかったのだろう。何とも痛ましくてならない。

どれほど覚悟はしていてもどんなにか生きたかったことだろうか。

悲しみよりも寂しさが募る。まるで花のような人であった。


訃報があったせいか夕方から少し体調が悪い。

胸がふたふたとして身体が緊張しているようだった。

おそるおそる血圧を測ってみたが正常である。

おそらく死を間近にしたせいかもしれない。

やはり恐怖心だろうか。不安でならないのだろう。


遅かれ早かれ私も死んでしまうが決して「いま」ではない。

生きたいのならとことん生きようと思う。

花ならばきっと種を残すだろう。


※以下今朝の詩


      鶏頭

  炎のような花であった
  いったいどれ程の情熱を
  燃やしているのだろうか

  少女がおんなになった時
  あの痛みが忘れられない
  突き刺され紅い血が流れた

  あれは恋だったのだろうか
  否定出来ない罠かもしれない

  深まれば深まる程に
  戻れなくなってしまった

  花はやがて燃え尽きる
  いつまでも紅ではいられず
  焼け焦げた様な褐色になる

  そうして種を残そうとした
  まるで生きていた証のように

  季節は確実に変わろうとしている
  秋の日の柔らかな陽射しが切ない



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