ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2026年01月30日(金) 虫の居所

気温は低目であったが穏やかな晴天となる。

明日には強風注意報が解除されるかもしれないが

引き続き強い寒波が居座っているようだ。


雪国からのニュースが流れる度に気の毒でならず

特に青森や新潟、金沢も記録的な大雪とのこと。

除雪作業に追われている人が「白い悪魔」だと嘆いていた。

そうかと思えばSNSでは雪に憧れると発言している人がいて

何と非常識な人だろうと情けなく思う。



工場は開店休業。同僚がCT検査のため休みを取っていた。

義父は解体作業が終わったそうで待機してくれていたが

虫の居所が悪いのか朝からとても機嫌が悪かった。

小言もあれば嫌味もあり私に文句ばかり云うのである。

ねちねちと諄い。一気に義父が嫌いになった。

どうやら二日間の作業が祟り農作業が遅れてしまったらしい。

あれもこれもと遣らねばならないことがあり苛立っていたのだろう。

とにかく口ごたえをしてはならない。じっと嵐が去るのを待っていた。


月末の資金はぎりぎりであったが取引先に迷惑を掛けずに済む。

月曜日には社会保険料の引き落としがあり預金は底を尽く。

また来月もゼロから始めなければならない。

しかし不思議なことに少しも苦に思わないのだった。

決して楽天家ではないはずなのに「面白いな」と思う。

どうやら私はぎりぎりの瀬戸際が好きなようだ。


午後には事務仕事も一段落しており

県の「短詩型文学賞」に応募する短歌をパソコンで仕上げた。

自分ではそこそこ気に入っている20首であったが

どうせ駄目だろうと最初から諦めている。

選者の中に高新文芸の選者をしている歌人さんの名前があった。

私の短歌を徹底的に嫌っているので読みもしないだろうと思う。

それも悔しくてならないが一か八かであった。

駄目で元々。けれども私は決して短歌を諦めはしない。


恐る恐る義父に声を掛けて定時で退社した。

「帰るよ」と告げれば「おう!」と機嫌は良くなっておりほっとする。

まっしぐらにカーブスに向かったのは云うまでもない。

カーブスには筋トレマシンの間にボードが置いてあり

足踏みをするのだが今日は駆け足に挑戦してみた。

杖に頼らなくてもそれが出来てとても嬉しかった。

このまま頑張っていたら杖要らずになるかもしれない。

前途は明るく増々やる気が湧いて来た。


サニーマートは半額祭りで目を輝かせながら買い物をする。

娘が大好きな「鰤子」もゲットした。

「わあ、やったあ」娘の喜ぶ顔を見ると嬉しくてならない。


夕食後は暮れなずむ空を仰ぎながら煙草とSNSであったが

冬の夕焼けを「冬茜」と云うのだそうだ。

冬の季語で今夜は一句唸って見ようと思う。


午後6時になると「笹原メイ」さんの日記であった。

彼も日課になっているのだろう。さりげない日常の事が輝いている。

そうして何よりも最後の「詩」がとても素晴らしい。

毎日読んでいるうちにすっかりファンになってしまったようだ。


私の詩は相変わらずだが今朝もK子さんが「いいね」をしてくれていた。

自分では変わったとは全く思っていないが

少なくてもK子さんに批判されることはなくなったのかもしれない。

これまで不愉快な思いをさせてしまい何だか罪滅ぼしのようだ。


6時半には入浴。湯船に浸かりながら「これから」を考えていた。

今日は何事も無く無事に過ごせたがいつ何があるやら分からない。

事故や病気。大地震が襲って来るかもしれない。

ある日突然であるならもっともっと生きなければと思った。

私はわたしを貫き通す。それが私の「これから」である。


※以下今朝の詩


   枇杷の花

薄茶色の花であった
あまりうつくしくはない
けれども健気で逞しい花

真冬だからこそ咲いた
冷たい風に晒されても
微笑むことを忘れない

鳥たちの止まり木になり
その囀りに心が癒される

春になれば散るのだろう
そうして花は実となり
初夏の風を待ち続ける

愛でられることに
慣れてはいない
ひっそりと静かに咲く

遍路道の片隅であった
旅人が通り過ぎる度に
花はまるで手を振るように
風に揺られ続けている




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