ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2025年12月06日(土) むしゃくしゃ

今朝は氷点下にこそならなかったが今季一番の冷え込みとなる。

放射冷却だろうか日中はずいぶんと暖かくなった。

山里は一面の霜でまるで粉雪が降ったようだ。

気温も平野部より低く冷たい朝であった。


今朝は猫係のお客さんの姿が見えず

私がみい太に餌を与えたのだが

離れた処から見ていた子猫がゆっくりと近づいて来た。

同僚が居ればまた蹴り飛ばしたかもしれないが

今日は通院のため午前中は休みを取っていた。

子猫はみい太に頭をぶつけながら餌を食べようとする。

そんな姿を見てどうして心を鬼に出来ようか。

「今日は特別」と自分に云い聞かせ子猫が食べ終わるのを見ていた。

義父に知れたらまた怒鳴られてしまうだろう。

しかし情けをかけずにはいられなかったのだ。


里親の話はボツになった。「もういらない」と云われたそうだ。

どうやら家出をしていた飼い猫が戻って来たらしい。

何とひと月近くも行方を暗ましていたそうで諦めるのも無理はない。

けれども2匹は飼えない。子猫はまた野良猫になってしまった。

義父さえ許してくれればと思うが断固として聞く耳を持たない。

いつまでも可愛い子猫ではいられないのは私も重々に承知している。

憐れでならないがこのままそっと見守るしかないのだろう。



朝のうちに車検を3台完了させ義父は逃げるように田んぼに行く。

新たな車検も入庫していたが同僚が来てくれるまで手を付けられない。

今日は整形外科で月曜日には眼科なのだそうだ。

金曜日には大腸検査で一日中の休みとなっている。

仕事も大事だが身体のことを一番に優先しなければならない。

同僚に休まれると開店休業となるが仕方ないことであった。


今日も定時で終われたが娘達が今夜も夕食不要とのこと。

サニーマートへは寄らずに朝の山道を帰った。

料理をする気力はゼロで近所のローソンで適当に買う。

娘達はダンス教室があり5時半には出掛けて行った。


夕食後自室で一服していたら中高時代の友人からメールが届く。

誕生日を祝ってくれたがそれが鬱陶しくてならなかった。

来春には中学の同窓会もあるようだが

私はもう出席しないことを決めている。

友人は「久しぶりに会いたい」と記していたが

私はもう会いたくもなかった。

そう返信するわけにも行かず既読のままそのままにしておく。

私の詩を読んだこともないくせに詩のことにも触れていた。

何と無神経な奴だろうと思う。そんな奴はもう友達とは思えない。

私らしくもないかもしれないがむしゃくしゃしてならなかった。

同窓会が近くなればまたあれこれと云ってくるだろう。

電話には一切出ない。メールの返信もするつもりはなかった。

とにかく私に触れないで欲しい。そっとしておいてくれまいか。


苛立ちを引き摺ったまま書いてしまったが

むしゃくしゃとした気持ちはゆっくりと薄れている。

仕事の疲れも感じず程よい達成感があった。

明日はゆっくりと休んでまた来週から頑張ろうと思う。

母の遺影に手を合わせ「おつかれさま」と声を掛けた。


※以下今朝の詩


    冬の朝

しんしんとないている空
さむかろうつめたかろう

風は風邪をひいたらしく
こんこんと咳をしている
お薬を届けてあげようか

あったかいスープを作ろう
ミルクをたっぷりと入れて

夜が明けたらおひさまに
おはようって云うんだよ

きらきらの朝陽を浴びて
すくっと胸を張るんだよ

どんな一日が待っているのだろう

空と風とおひさまの一日が始まる


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