昨日の雪が融けずに残っておりしんしんと冷え込んだ朝。
夜明け前の空を仰ぐと満月間近の綺麗な月が見えていた。
日中はまだ風が冷たかったが晴天となり陽射しが降り注ぐ。
紅梅の花が微笑んでいるように見えて心が和んだ。
毎日が終活。今日はふとそんなことを思う。
詩や短歌やこの日記もそうなのだろう。
あれやこれやと欲張っているが断捨離をするつもりはない。
これは与えられた人生を埋め尽くすための作業ではないだろうか。
思い残すことがあってはいけないのだ。悔いのない人生でありたい。
書けるだけ書いて死のう。最後の日まで書けたら本望である。

毎週木曜日はリハビリに行く日。今日は4時半の予約だった。
いつもは3時だが患者さんが多かったのだろう。
終るのが遅くなりそうなので診察を免除してもらったら
医師とテレビ電話で面談をしなければいけないそうで
療法士さんがスマホを用意していて顔を見ながら話すことが出来た。
なんと便利な世の中になったことだろうとおどろく。
スマホには私の不細工な顔も映っていて白髪を染めていて良かったと思う。
医師に痛みが和らいでいることを話すとピースサインをしていた。
その笑顔が胸に焼きつく。なんだか惚れてしまいそうである。
療法士さんは先週と同じく若い男性であった。
口数は少ないが愛想が悪いのではない。優しい好青年に思える。
痛みを確認しながら無理のないように筋肉をほぐしてくれるのだ。
これは癖になる。出来ることなら毎日でも通いたくなる。
5時過ぎに病院を出てそのまま「ほっほか亭」へ走った。
今日は娘と相談して別々の夕食にすることに決めていたのだ。
献立を考えなくて良いのでなんとも気楽である。
お弁当ではなく単品でステーキとチキン南蛮、焼そばを買って帰る。
帰宅したら娘もステーキを焼いていた。
「あらまあ」と思わず笑ってしまわずにいられない。
あやちゃんも二階から下りて来て焼けるのを待っているようだった。
「ステーキ嬉しいね」と声を掛けたら「うん!」と笑顔で応えてくれる。
私が考える献立にはもううんざりしていたのかもしれない。
たまにはこうして娘に任せてみるのも良いかもしれないと思った。
誰が何と云おうと母親が一番なのだ。
子供達の期待外れにならないように思い遣ることが出来る。
私は少し反省しながらすくっと前を向いているようだ。
家族みんなの美味しい顔が見られるようにまた明日から頑張りたい。
「おばあちゃんのご飯美味しかったね」と懐かしんでもらえるように。
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