ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2023年03月25日(土) 儚い花だからこそ

花曇り。日本の昔からの言葉って好きだなと思う。

桜の花に青空が越したことはないけれど

ぼんやりとした曇り空に浮かび上がる花影も美しいものだ。

儚い花だからこそかもしれない。なんだか消えてしまいそうに見える。



朝のうちに週一のカーブスに行っていたが

足の痛みが酷く思うようには出来なかった。

そんな私に「頑張っていますね」と言うのは止めて欲しい。

励まされるのも褒められるのも嫌でたまらない。

コーチはどうしてそれを解ってくれないのだろうか。

私は決して花ではないけれど出来ればひっそりと咲いていたい。



午後、めいちゃんを美容院へ連れて行く。

腰まで伸びた長い髪を切りたいのだそうだ。

我が孫ながらそれは綺麗な髪で切るのがとても惜しかった。

スマホで検索したのか「こんな髪型」と言って美容師さんに見せていた。

前髪は眉毛が隠れるくらいが良いと女の子らしい注文である。


なんと20センチほども切った。私ははらはらとするばかり。

当のめいちゃんはとても気に入ったらしく満面の笑顔でいる。


床に散らばった髪を美容師さんが箒で搔き集めちり箱に入れた。

私はちょっと泣きたいような気分でそれを見ていた。


「おばあちゃんめっちゃ軽くなったよ」と風のように駆けて行く。





このところずっと血圧の高い日が続いていて

もしかしたらストレスのせいかもしれないと勝手に決めつけている。

我慢の限界をすでに超えている規模の「我慢」であった。


娘が仕事だったので何処かに吸殻を隠していないかと探したが

ちり箱の中にも見つからず気分はどん底であった。


とにかく気分転換をと思うが何をしても集中出来ない。

今日は本も読めずごろごろと寝てばかりいた。


内科の医師は禁煙出来たら血圧も落ち着くだろうと言っていたが

そんなの嘘っぱちだ。喫煙していた時の方がずっとマシだった。

近いうちに受診しようと思っているが煙草の話をすると決まって

不機嫌になる医師の顔を見るのもまたストレスになってしまう。

何もかも自業自得だと分かっているのもストレスになるのだろう。

じゃあとことん自分を責め続けるのか。その苦しさに耐えるのか。



子豚は決してのほほんと生きているわけではなかった。

餌を断たれたらもうお終いだと思いながら

それで救われるのかもしれないと一縷の望みを抱いている。


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