ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2023年03月24日(金) さすらいの子豚

曇りのち晴れ。気温が25℃を超え今年初の夏日となった。

桜は8分咲きほど。一気に春爛漫を感じられる。


県道沿いの桜並木には提灯が沢山吊られてあり

地区の人達がお花見を楽しみにしているようだった。

今日は思いがけずに晴れたが明日はまた雨とのこと

毎年のことだけれど桜の季節にはぐずついた天気の日が多い。



今日はとても懐かしい人に会った。

文房具店の営業や配達をしているI君である。

以前はよく顔を見せてくれていたがかれこれ15年程だろうか

うちのような小さな会社が注文する物などたかが知れていて

だんだんと縁遠くなってしまったのだった。


先日お店を訪ね科目印を注文したら出来次第に配達してくれると言う。

その時にI君がまだ辞めずに勤めていることを聞いていた。

それが今日の再会「お久しぶりやね」と笑顔で訪ねて来てくれたのだ。


昔話に花が咲く。なんだかとても照れくさいけれど

一緒にカラオケに行こうかと約束しかけたことなど思い出す。

あの時のI君はすっかりその気になっていてとても愉快だった。

「ねえいつ行く?」などと弾んだ声が懐かしくてならない。


そんなI君も56歳になったのだそうだ。

私と10歳も離れていたのかと今更ながらに思ったりした。


恋なんかではなかったけれど少し心がくすぐったいような。

私にもそんな頃があったのだなと思うような懐かしい再会であった。





さてまた今日の子豚。いったいいつまで続くのか分からないが

自分の記録として書き残しておきたいと思っている。


罪悪感を感じながらも何故にこれほどまでに横着でいられるかだ。

確実に分かっていることは職場での喫煙が原因となって

自宅にいる間に苦しんでいると云う現実である。

悪循環であり自分で自分の首を絞めていることに等しい。


どうして我慢出来ないのだろう。それがよく分からなかった。

習慣と云うものは怖ろしいものらしいがそれを断ち切らねばならない。

どうすれば断ち切れるのだろう。それも分からないのだ。


今はずるずると何処か得体の知れない場所に引き摺り込まれている。

それに逆らうことがどうして出来ないのだろう。


確かに一度は禁煙出来ていたのだ。あれは私ではなかったのだろうか。

本当の私はいったい何処に行ってしまったのだろう。





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