満月が名残惜しくも輝いて私を照らす逃げ隠れせず
真っ直ぐに向き合う
素直にうなずきながら
私は空の一部になった
輝くほどの才能はない
ただ生きて在ることを
誇りに思っている
名残惜しいのはこのいのち
やがては欠けていくだろう
嘆くことをせずにいる
私には立ち向かうべき空がある

やはりこれで良いのかと迷いつつ書いている。
本来の日記の姿に戻すべきではないだろうか。
もしその方が良いと思ったら遠慮せず申し出て欲しい。
朝の寒さも少し和らぎ、日中も随分と暖かくなった。
お布団を干したかったが気忙しくなり断念する。
午前6時過ぎ息子から電話があり通勤途中にパンクしたとのこと。
取り急ぎ夫が駆けつけ職場まで送り届けた。
私は10時前に現場へ行き「ロードサービス」の手配をする。
任意保険には必ず付帯している保険会社のサービスであるが
結構知らない人が多く慌てふためく時もあるようだ。
山里の職場は休みで対応できず市内のダイハツに修理を依頼した。
保険会社が手配してくれた運搬車がダイハツまで運んでくれる。
飛び込みの依頼だと云うのに快く引き受けてくれてとても助かった。
驚いたのは息子の車のタイヤが酷く摩耗していたことだ。
単なるパンクではなく走行中に破損したようだった。
とてもパンク修理出来る状態ではなく4本すべて交換することにする。
一般道だったから良かったけれど高速道路だったら事故に繋がっただろう。
しかも真夜中だったらどうなっていたことか。
息子は男のくせに車には全く関心が無いのだった。
車検から次の車検まで乗りっぱなしなのである。
車はガソリンさえ入れれば走るものだと思っているようだ。
まったく困ったものである。今回でそれも懲りたであろう。
メンテナンスは重要なのだ。そうしてそれが安全運転へと繋がる。
午後4時に息子を職場へ迎えに行きダイハツへと送り届けた。
「4月の車検まで持つと思った」と言ってケロッとしている。
そうして「疲れたしんどい」を連発し続ける。
「晩御飯に食べるものはあるの?」と訊いたら「何も無い」と。
買物をして帰ると言い近くのスーパーへと走って行った。
おそらく帰宅したら息子が夕食の支度をするのだろう。
お嫁さんの体調は落ち着いているようだが手伝えるだろうか。
心配事は尽きず息子がとても憐れに思えてならなかった。
一日が暮れていく。夕陽がとても綺麗だった。
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