しんしんと聴こえているのは冬の息寄り添っているのは春の息
初春という響きが好きだ
まだ真冬の最中にあって
ささやかな希望を感じる
冷たさを抱くこころがあり
そのぬくもりに癒されながら
私は春になろうとしている
裸木に芽吹いた蕾のように
空に放つ息が愛しく匂う
きっと届く春がある

氷点下の朝。日中は陽射しに恵まれたけれど風が冷たい。
寒の入りも近くなりまだまだこれからの寒さなのだろう。
水仙は冬を代表する花だけれどほっこりと春を感じる。
少し俯き加減に咲くがにっこりと微笑んでいるように見える。
冬を選んでくれたのだ。なんと有難い花だろうか。
ずっと寝正月をしていたけれど明日からの仕事に備え
今日はカーブスへ行き身体を動かして来た。
相変わらず足の痛みはあったけれどそれなりに頑張ることが出来る。
嘆いてばかりはいられない。出来ることに精一杯でありたい。
何事もやる気が肝心なのだ。それは勇気にも似ている。
市役所にも行って医療費の還付手続きを済ませて来る。
70歳になっている夫は月の限度額が8千円なのだそうだ。
だから8千円を超えると高額医療費となり還付されるらしい。
昨年の9月分のことで病院の領収証が必要だったが
捨てずに保管しておいて良かったなと思う。
今後も在り得ることなので領収証は決して捨ててはならない。
市役所の二階が図書館になっており昨年借りていた本を返却。
そうして迷わずにまた椎名誠のエッセイ本を借りて来る。
本棚にはいったい何冊あるのだろう。今年は椎名誠を読破したい。
椎名誠のエッセイを読んでいると頷ける話が沢山ある。
たとえば顔は皺くちゃなのに髪を黒々と染めるのはみっともないとか。
実は私も昨年の夏頃から白髪を染めるのを止めたのだった。
もうどうでもいいやと思う反面、年相応にありのままにと思った。
茶髪に染めている高齢者を見ると酷く違和感を感じる。
本人は若々しいつもりでもお顔をみてごらんなさいである。
いけませんね。話がどんどん逸れて行っていますね。
何はともあれ平穏無事な一日だった。
明日からは仕事なので少し鼻息が荒くなっているようだ。
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