雨が雪に変わり初雪となる。
日中も雪が舞い続けしんしんと冷えていた。
幸い積もるような雪ではなかったけれどはらはらとするばかり。
明日の朝の道路凍結が心配でならない。
同僚に冬タイヤとの交換を頼んであるのだけれど
お客さんが優先でまだ順番が来ないのだった。
忙しい最中に申し訳ないけれど明日もう一度頼んでみようか。
日曜日なのを忘れていたのか母から電話があった。
雪を心配して「早く家に帰りなさい」と言ってくれる。
私は炬燵にすっぽりと潜り込んでいたので笑い話になってしまう。
母の気遣いが嬉しかった。やはり母なのだなと改めて思う。
T君のお葬式であったが家族葬とのことで参列はしなかった。
コロナ禍になってから家族葬が主流となりなんとも侘しい。
親族のみの寂しいお葬式だったことだろう。
せめてお焼香だけでもと思う。故人にそれが伝わるだろうか。
66歳の生涯。あまりにも早過ぎる最期だった。
雪を仰ぎながら夫と「休んで正解だったな」と。
早朝から川仕事の予定だったけれど寒さに負けて延期したのだった。
明日から夫が一人で少しずつ作業をすることになった。
一週間もあれば終わるだろうけれど手伝えなくて申し訳ない。
「なんとかなるなる」夫はけっこう逞しく楽観的である。
この寒さの中、娘婿が落ち鮎漁に行っていて大漁で帰って来る。
早速塩焼きにしたけれど娘婿と孫達は全く食べようとしない。
「こんなに美味しいものを」と夫と娘は大喜びだった。
私は2匹だけ食べた。小さい鮎なのに卵が入っていておどろく。
まだ産卵前なのだ。鮎の儚い命を有難く頂く。
現在の外気温4℃。かなり冷え込んでいるが雪は止んでいる。
このまま降らなければ明日は大丈夫だろう。
早寝早起きで8時半には床に就いている。
夢を見ることが多いが真夜中にはっとしても朝にはもう忘れている。
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