ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2022年12月11日(日) 喜怒哀楽

おおむね晴れ。日中は今日もほっこりと暖かくなる。

週間天気予報では水曜日頃から大寒波だとか。

北国では大雪。西日本でも氷点下の朝になりそうである。

覚悟さえ出来ていれば怖気づくこともないだろう。

生まれてから66回目の冬だ。これまでも乗り越えて来たではないか。

歳のせいになどしてはあまりにも愚かなことだと思う。



今日は何処にも出掛けずゆったりと過ごす。

午後少しだけ海苔の様子を見に行っていた。

網は微かに緑に染まっているけれど生育は芳しくない。

それでも精一杯に生きていると思えば愛しいものである。

水質や水温。自然環境はどれほど過酷なことだろう。

なんとしても乗り越えて欲しいと祈らずにいられなかった。

諦めてしまったら海苔の命があまりにも不憫ではないか。


夫と相談して来週末から漁場に網を張る作業をすることになった。

今は5枚づつ重ねてあるのを1枚に分けて張るのである。

海苔が一気に弱る可能性もあり慎重に行わなければいけない。




お向かいのご主人が落ち鮎漁に行っていて大漁だったようだ。

とても食べきれないと沢山いただき有難いこと。

今夜は鮎の塩焼き。後は豚汁と炊き込みご飯だった。

娘達が珍しく一緒に食べてくれて賑やかな夕食となる。

昨夜の複雑な気持ちは何処へやら。素直に嬉しくてならない。


めいちゃんが眠くなっていて私と一緒にお風呂に入る。

この前入った時にもう最後かもしれないと思っていたものだから

なんだか夢のように思えてとても嬉しかった。

ぷりぷりしたお尻のなんと可愛らいいことだろうか。



私には喜怒哀楽の「怒」が無い。

それは歳を重ねるごとに薄れて行ったように思う。

「哀」はまだまだしぶとい。一生捨てきれないかもしれない。

ここに記すことも「哀」に満ち溢れている時もある。


今日は「喜」と「楽」の日で本当に良かったなと思う。




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