おおむね晴れ。日中は今日もほっこりと暖かくなる。
週間天気予報では水曜日頃から大寒波だとか。
北国では大雪。西日本でも氷点下の朝になりそうである。
覚悟さえ出来ていれば怖気づくこともないだろう。
生まれてから66回目の冬だ。これまでも乗り越えて来たではないか。
歳のせいになどしてはあまりにも愚かなことだと思う。
今日は何処にも出掛けずゆったりと過ごす。
午後少しだけ海苔の様子を見に行っていた。
網は微かに緑に染まっているけれど生育は芳しくない。
それでも精一杯に生きていると思えば愛しいものである。
水質や水温。自然環境はどれほど過酷なことだろう。
なんとしても乗り越えて欲しいと祈らずにいられなかった。
諦めてしまったら海苔の命があまりにも不憫ではないか。
夫と相談して来週末から漁場に網を張る作業をすることになった。
今は5枚づつ重ねてあるのを1枚に分けて張るのである。
海苔が一気に弱る可能性もあり慎重に行わなければいけない。
お向かいのご主人が落ち鮎漁に行っていて大漁だったようだ。
とても食べきれないと沢山いただき有難いこと。
今夜は鮎の塩焼き。後は豚汁と炊き込みご飯だった。
娘達が珍しく一緒に食べてくれて賑やかな夕食となる。
昨夜の複雑な気持ちは何処へやら。素直に嬉しくてならない。
めいちゃんが眠くなっていて私と一緒にお風呂に入る。
この前入った時にもう最後かもしれないと思っていたものだから
なんだか夢のように思えてとても嬉しかった。
ぷりぷりしたお尻のなんと可愛らいいことだろうか。
私には喜怒哀楽の「怒」が無い。
それは歳を重ねるごとに薄れて行ったように思う。
「哀」はまだまだしぶとい。一生捨てきれないかもしれない。
ここに記すことも「哀」に満ち溢れている時もある。
今日は「喜」と「楽」の日で本当に良かったなと思う。
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