二十四節気の「大雪」もう真冬と言って良いだろう。
今朝はいちだんと冷え込んだけれど日中は少し暖かくなった。
秋の名残の紅葉がまだ残っていて冬の陽射しを浴びている。
銀杏の木はすっかり裸木となり空に枝を伸ばしている。
桜の木も裸木だけれどとても凛として佇んでいるのだった。
冬ならではの景色を楽しんでいる。冬も良いものだなと思う。

義父を訪ねてとある人が相談に来ていてとても困っている様子。
どうやら借金があり家財道具を差し押さえられるようだった。
義父も親身に耳を傾けていたけれど何の手立てもない。
助けてあげたくてもどうすることも出来ないのだった。
その人は仕方なく肩を落として帰って行った。
師走になるとありがちなことだけれど理不尽にも思える。
どれほど負い目があろうともそこまで追い詰めるものだろうか。
また暗い話になってしまった。つい書いてしまったようだ。
もっと明るい話をと思うのだけれど今は何も思い浮かばない。
日々にそうそう浮かれてばかりもいられないのだろう。
幸せは「仕合せ」であるがすべてが思い通りとは限らない。
ただ平穏無事に一日を終えられ有難いことだと思っている。
ぐっすりと眠ればまた新しい朝がやって来るだろう。
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