ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2022年12月01日(木) ゴールに向かって

師走に入るなりの最強寒波。数日前までの小春日和が嘘のようだ。

まだまだ序の口だろう。氷点下の朝もきっとやって来る。

少しずつ寒さに慣れなければいけない。負けるもんかと思っている。



北風の冷たい寒い一日にだったが孫達は「マラソン大会」だった。

めいちゃんは楽しみにしていたけれど

あやちゃんは昨夜から憂鬱でならない様子。

「学校を休みたい」と言って娘を困らせていた。


「頑張ろうね」と決して言ってはならない。

娘もそれは心得ているようだった。

完走できなくても良いのだ。途中でリタイヤしても良い。

誰にだって苦手なことはあるのだもの。

ただ最初から逃げ出してはいけない。諦めてはいけないのだ。



私も子供の頃からマラソンは大の苦手だった。

すぐに横っ腹が痛くなりなんと苦しかったことだろう。

小学5年生の時だったか途中で寄り道をしたことがある。

友達も一緒であったが先生に酷く叱られた記憶があった。


高校生になってからは仮病を使って休んだ。

「生理」と言えば割と簡単に認めてもらえる。

けれども高校では追試験のような「マラソン」があったのだった。

当日休んでいた生徒を集めて再びコースを走らせるのである。

そう度々生理にはなれない。もう逃げ道などなかった。

途中で走れなくなり歩いたこともある。

それでもゴールは確かにあった。そうして心地よい達成感がある。

「やれば出来るのだ」やらなくてはゴールは永遠にないだろう。


未だに持久力はない。前途もそれほど明るくはないけれど

残された人生に何か一つでも貫くことがあればと思っている。


今は何処を走っているのだろう。不安になる時もあるけれど

全うするべき道が確かにあるのだと信じている。


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