昨日の雨で寒気が流れ込んで来るのではと思っていた。
今朝は思いがけずに暖かくほっと胸を撫で下ろす。
一雨ごとに冬が深まるわけでもなさそうだ。
SNSでは未だに「秋」とつぶやく人が多く違和感を感じている。
「立冬」「小雪」となれば季節は初冬なのではないだろうか。
もちろん反論は出来ない。それが少なからずストレスになっていく。
波長の合う人と合わない人もいる。それも仕方ないことだろう。
私は極力誰とも親しくならないことを心掛けている。
言葉は悪いが「触らぬ神に祟りなし」なのかもしれない。

山里では2件のお葬式があった。義父が喪服を着て出掛ける。
仕事が立て込んでおり時間のロスであったが義理は欠かせない。
義父は夜なべで仕事をすると言う。それも苦にはならないようだ。
そんな義父のおかげでどれほど助かっていることだろう。
私は事務仕事以外は何も出来ない。それがもどかしくてならない。
母は整備士の資格を持っていたけれど工場で働くことはなかった。
私もそれで良いのだろうか。全く役には立たないのだけれど。
同僚にはなんと口うるさい事務員だと思われているかもしれない。
頭の中はもう12月のスケジュールでいっぱいになっている。
繁忙期をなんとしても乗り越えなければいけない。
義父や同僚には大きな負担を掛けざるに得ないだろう。
難破船は何処の海を漂っているのやら。
やがては辿り着く島があるのに違いない。
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