曇り日。時おり霧のような雨が降る。
朝は晴れていたので大量の洗濯物を干していた。
すぐに取り入れ乾燥機のお世話になる。
以前はよくコインランドリーに行っていたけれど
ずいぶんと便利な世の中になったものだ。
子供たちが赤ん坊の頃には布おむつが乾かない時
一枚一枚アイロンを掛けていたことを思い出す。
午前中に図書館とカーブス。
図書館では椎名誠のエッセイ本を2冊借りて来た。
椎名誠の本を読むのは20年ぶり位ではないだろうか。
とにかく懐かしい。まるで古い友人に再会したようだ。
カーブスでは知り合いのお仲間さんに久しぶりに会えて嬉しい。
憂鬱な気持ちは何処へやら。おかげで今日はとても楽しかった。
やはり気の持ちようなのだとつくづく思ったりする。
コーチの励ましにも素直に頷いている自分がいた。
笑顔は大切。きっと心も微笑んでいたのだろう。
午後は炬燵に潜り込みひたすら怠惰に過ごす。
孫達の昼食は娘が用意して行っていたのでとても助かった。
お昼に声を掛けたら「勝手に食べるけん」とあやちゃんが言う。
本当に手が掛からなくなった。それがちょっぴり寂しい。
夕飯は娘が牡蠣フライを揚げてくれて私は肉じゃかとオムライスを作る。
娘婿が珍しく早くに帰宅していたけれど一緒に食べることはしない。
もうそれが当たり前の日常になりずいぶんと経った。
先に夫と二人でさっさと食べる。会話も殆どしないことが多い。
食べ終わるとすぐに席を立ち娘たちに食卓を譲るのだった。
それも慣れてしまうと気にもならず当然のことになっていく。
「家族団らん」には程遠い暮らしだけれど寂しさは感じない。
娘たちの楽しそうな声を聴くだけで幸せだなと思うのだった。
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