ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2022年11月09日(水) 月が私を見ている

夜明け前、名残の月を仰ぎながら自分について考えていた。

心に問うと云うよりも心を追い詰めるようなこと。

逃げも隠れもしないのだ。何処に向かおうと私の勝手なのだろう。


欲だらけの醜さ。綺麗ごとばかりの見栄。分不相応な拘り。

どうやらそれが私の真実の姿であるらしい。

「月が私を見ている」そう記してやっと自分を認めることが出来た。

生きてきたことを誇りに思いたい。そうしてこれからも生きていきたい。






今日は整形外科の受診日だった。医師との会話が楽しみでならない。

とても親身になってくれてまるで心療内科のようだった。

手術を勧めてくれたけれどほぼ2か月の入院になるとのこと。

仕事を持つ身にはとても無理な話であった。

私が「80歳になったら考えます」と言ったら医師の笑うこと。

おまけに「そのうちぽっくり死ぬかもしれないし」と言ったら

悪い冗談だと思ったのか医師も看護師さんまでも笑い転げていた。


けれどもそれは私の本音である。

痛みをあの世まで持って逝くという選択肢もあると思うのだ。

あの世に逝けば手も足もない「魂」になるのだから

痛みのない素晴らしい世界が待っているのではないだろうか。

そう思うと死ぬのもまんざら悪くはないなと思ったりする。


いや、待てよ。私は長生きをするのだったとはっと気づく。

そのうち腰も曲がるだろうし杖に頼るのも良いかもしれない。

今はおしゃれな杖もあるしちょっと憧れたりもするのだった。


目標は米寿かな。夫に先立たれた未亡人と云う設定も良い。

でも独り暮らしは寂しいだろうな。気が狂ってしまいそうだ。

それよりも施設に入居した方が良いだろうか。

子供達に迷惑を掛けるのだけはなんとしても避けたい。


その頃には施設もインターネットし放題になっているだろう。

私はノートパソコンで最後の最期まで書き続けるのであった。


もう充分に生きた。もう思い残すことはない。そう思える日まで。




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