二十四節気の「立冬」とうとう冬が始まる。
曇り日で時おりにわか雨が降ったけれど日中は暖かくなる。
孫たちが遠足だったのでお天気が気になってならなかった。
幸いぽつぽつの雨で濡れる程の雨ではなくほっと胸を撫でおろす。
片道3Kの道を歩き双海海岸の浜辺まで行っていたそうだ。
昔からの伝統行事で浜辺で焼き芋をするのが習いである。
流木を拾い集めて火を焚くのも楽しそうであった。
そうしてお芋を焼く。昔懐かしい光景が目に浮かぶようである。
午後4時過ぎ汗びっしょりになって帰って来た。
子供の足で往復6Kはかなりきつかったことだろう。
楽しかったけど疲れた。それが正直な気持ちであった。
めいちゃんはおじいちゃんと一緒に早めにお風呂に入る。
あやちゃんは足が痛いと言ってあまり元気がなかった。
それでも食欲はあり心配する程のことは無いだろう。
ハヤシライスを食べてから雑炊も食べていて微笑ましく思う。
私が子供の頃の遠足はあまり記憶に残ってはいないけれど
皆でバスに乗って宇和島城へ行ったことだけは薄っすらと憶えている。
生まれ育った山村は県境にあり愛媛県の方が近かったのだ。
「町」と言えば宇和島だった。中村(現四万十市)は遠い町で
一度も行ったことない見知らぬ町だったのだと思う。
今は市町村合併で山村は四万十市の一部になっているけれど
昔のことを思うととても信じられなかった。
遠足と云えば楽しみなのはお弁当でもあるけれど
母が作ってくれたそのお弁当をどうしても思い出せない。
きっといつものお弁当より豪華な物だったのだろう。
おにぎりではなく巻き寿司だったのかもしれないけれど。
子供の頃の記憶はなんと曖昧なのだろうと今更ながらに思う。
あやちゃんもめいちゃんも忘れてしまうのだろうか。
そう思うと娘がちょっと憐れにも思えて来る。
パソコンやスマホみたいに記憶を保存出来るならいいな。
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