朝の寒さが更新され今季一番の冷え込みとなる。
とにかく寒さに慣れなければと思うばかり。
今朝は目覚めるなり胸がふたふたと落ち着かず
思った通り血圧がぐんと高くなっていた。
頓服の精神安定剤を服用しなんとか少し楽になる。
もちろん寒さのせいもあるけれど気の持ちようでもあるだろう。
ゆったりとした気持ちで寒さを受け止めていかねばならない。
寒さを冬を愉しもう。そう自分に言い聞かせながら乗り越えて行こう。

孫達の登校を見送り山里の職場に向かった。
めいちゃんはガーゼが気に入っているようで娘が貼り替えていた。
保健室の先生に手当てをしてもらったのがよほど嬉しかったのだろう。
まるで「勲章」であるかのように誇らしげな笑顔であった。
仕事は来客多し。初めてのお客さんに「奥さん」と呼ばれる。
それは社長夫人にも等しく勘違いされても仕方ない。
義父と私はとても親子には見えないのだろう。
すぐに否定すべきであったが何も言えなかった。
もやもやと嫌な気分になる。そうしてシュンと辛くなる。
腹を立てるようなことではなかった。ちょっとしたジョークである。
常連のお客さんは母のことをよく気遣ってくれる。
母の復帰を心待ちにしてくれているお客さんも多い。
それだけ母が慕われていた証拠でもあるだろう。
けれども復帰はもうあり得ない。それは誰にも伝えられない。
何よりもそれを望んでいないのは私自身であった。
薄情な娘はとことん薄情である。
母をゆっくりと休めせてあげたいなどと綺麗ごとを言っている。
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