ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2022年10月03日(月) 季節の変わり目

朝は肌寒く日中はほぼ真夏日となる。

そんな夏の名残もあとわずかのようだ。

今はまさに季節の変わり目と云って良いだろう。


私はぽつねんと佇んでいる。

背中を押されたくはない。手を引かれたくもなかった。


職場の庭の片隅に秋桜が咲き始める。

昔はそれは沢山咲いたけれど今はほんのわずかである。

母を恨む気持ちはないが母のせいだと思っている。

いつだったか花が終わった頃に「汚い」と言って

根こそぎ引き抜いてしまったのだった。

母はそんな人だったのだろうか今はとても信じられない。

その証拠に母が育てていた季節ごとの花が今も咲き続けている。





今朝は職場に着くなり「みい太」が鳴きながら擦り寄って来た。

餌は毎朝義父が与えており空腹とは思えない。

かと言って私に甘える程には懐いていないのだった。

「お仕事するよ」と言ったら工場の車の下に潜り込んでしまった。


昼間、義父が「おう!」と声を上げるので何事かと思ったら

庭に数匹の子猫がよちよちと歩いている。

それはもちろんとても可愛らしかったけれど

一瞬どうしようと思うほど複雑な気持ちになってしまった。

父猫はみい太に違いない。母猫は黒い猫で時々姿が見えていた。

けれども餌を与えられているのはみい太だけなのだった。

子猫たちはまだ生まれて間もなく母猫のお乳だけが頼りだろう。

母猫もしっかりと食べなければお乳も出なくなるのではないか。

そんな心配が頭を過る。小さな命が不安でならなかった。


義父も元々の飼い主のKちゃんも黒猫には餌はやらないと言う。

心を鬼にしている気持ちは分かるけれどあまりにも残酷なこと。

みい太の家族を見殺しにするのだろうかと思った。


義父曰く。自然界の掟に沿うしかないのだそうだ。

野良猫には野良猫の生きる術がきっとあるのだろう。

情けをかけることは猫のためにならないと云うことだと思う。


みい太はあっけらかんとしている。

おそらくまだ父猫の自覚もないのかもしれない。

一日中工場に居て今日も看板猫を務めていた。


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