曇り日。午後少しだけにわか雨が降る。
一雨ごとに秋が深まるだろうと思っていたけれど
今日は蒸し暑くなりエアコンのお世話になった。
もうすぐ10月。一気に気温が下がるのかもしれない。
山里の柿の実がほんのりと色づき始める。
今は亡き義祖母の家の庭に2本の柿の木があった。
認知症ではあったが柿は大好物で常に見張っていたようだ。
「柿泥棒がいる」と大騒ぎしたこともあったけれど
犯人はどうやらハクビシンだったようで逮捕することも出来ない。
今となってはそれも懐かしい思い出である。
仏前に柿を供えてやったらどんなにか喜ぶことだろうか。

定時で仕事を終て市役所にマイナンバーカードを受け取りに行く。
空いていたのですぐに受け取ることが出来たけれど
そこにはなんとも不細工で目を背けたくなるような自分が居た。
私はよほど写真映りが悪いらしい。実物はもう少し可愛いはずだ。
こんなもの他人に見せられるものかと思った。
免許証の方がまだまし。年相応の熟女ぶりが表れている。
5年後に更新らしいが果たして生きているやらも定かではない。
娘には決して遺影にしないように頼んでおこうと思う。
マイナポイントの手続きも済ませた。
2万円相当のポイントだそうでなんと助かることだろう。
いつも買物をしているスーパーのポイントカードを登録する。
宝くじを買うよりも希望がある。一気に前途が明るくなった。
スーパーで夫名義のポイントカードも作ってもらった。
夫のマイナポイントも家計を助けてくれることだろう。
早速に「焼き肉が食べたい」と言う。そんな贅沢をする気はないが
値上がりするビール代くらいにはなるのではないだろうか。
貧乏もまんざらではない。時には希望さえ与えてくれる。
裕福な暮らしの人には味わえないであろう「幸福」がそこにある。
|