午後ほんの少しだけ雨が降ったけれど通り雨だったようだ。
夕方には茜色の空。鱗雲がまるで生き物のように見えた。
今朝はSNSに白い彼岸花の写真を載せる。
過去写真だけれど今年もきっと咲いていることだろう。
情けないけれど足が痛くて河川敷まで歩いて行けない。
それはすぐご近所の奥さんが数年前に植えたものらしい。
ご主人が急逝されてからのことだった。
河川敷にはご主人の形見である川船がひっそりと置いてあり
その近くの川辺に白い彼岸花が群生しているのだった。
どんな思いで植えたのだろうと思うと切なくてならない。
紅ではなく白を選んだ。まるで夫婦の絆のように感じられるのだった。

腹痛と睡魔に悩まされた一日。腹痛はまた「赤玉」を服用し治まる。
睡魔は夕方まで続き帰り道の運転が怖ろしいほどだった。
季節の変わり目だからかもしれないがいささか辟易としている。
仕事はさほど忙しくもなく疲れるほどではなかった。
母にもしものことがあってはいけないと月末の支払いも済ませる。
縁起でもないことだけれど明日のことが分からないのだった。
今日はやっと義父と母のことを話すことが出来たけれど
何かあれば施設から連絡があるだろうと笑い飛ばしていた。
私もそれくらいあっけらかんとしていないと身が持たない。
今日は不謹慎にもお葬式のことを考えていた。
葬儀場は何処にしようか。遺骨はどうしようかなどと
考え出したらきりがなく自分でも呆れてしまうのだった。
挙句の果てに母に電話を掛ける。当然のように音信不通である。
私はいったい何を待っているのだろう。
母の生還かそれとも安らかな死なのだろうか。
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