夕方から本降りの雨になった。
残念ながら中秋の名月は見られないけれど
もしかしたら明日の夜明け前に叶うかもしれない。
月明りを楽しみにしていようと思う。
雨音もまた耳に心地よい。夏が押し流されているようだ。
追い駆けることも縋りつくことも出来ない。
そうして季節は巡っていく。私はぽつんと取り残されている。

カーブスでほっと嬉しいことがあった。
今日は他店から応援に来ていたのか見かけないコーチが来ていて
私の痛む足を気遣ってくれなんと親身になってくれたのだった。
私はずっとそんなコーチを求めていたのだと思う。
それもエゴかもしれない。私の身勝手な欲なのかもしれないけれど
優しい言葉が身に沁み胸に熱いものが込み上げて来た。
気がつけば鬱々とした気分も晴れ渡り
弱気も少しずつ強気へと変わっていたのだった。
出来ないことがあって当たり前だと思う。
それよりも出来ることを頑張れば良い。
それが「努力」なのではないかとあらためて思った。
心にはスイッチのようなものがあり
それはいとも簡単に切ったり入れたり出来るらしい。
時には壊れてしまって操作も出来なくなることもあるけれど
だからと言ってそれを捨ててしまうことは出来ない。
自力で直せなければ人に頼っても良いのだと思う。
「助けて」と口に出せなくてもきっと救われるのだと信じたい。
今日の私はそのスイッチを持て余していたのかもしれない。
もう仕方ないときっと諦めていたのだろう。
そんな私に気づいてくれた人が居てくれたのだと思う。
コーチがまるで神様のように思えてならなかった。
来週からは笑顔で通えそうだ。
もうそのコーチには会えないかもしれないけれど
私の心のスイッチはオンになっている。
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