ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2022年09月02日(金) 秋の空と母心

女心と秋の空と云うがにわか雨も降り青空も見える。

夏の名残りの入道雲も見え空は賑やかであった。


今日もみい太が愉快。義父の側から片時も離れず

「にゃおんにゃおん」と鳴きながら追い掛け回していた。

朝ご飯は食べていたけれどもしやと義父が餌を与えたら

がつがつと食べお皿までぺろぺろと舐めているのだった。

食べ盛りなのか食いしん坊なのかなんとも微笑ましい。

義父の穏やかな顔がまた良い。ほっこりと心が温まる。

猫の居る暮しはこんなにも幸せを感じるものだったのか。

みい太がまるで天使のように思えてならなかった。




母がお世話になっている施設から電話。

コロナは完治したけれどその後もずっと食欲が無いらしい。

栄養面の心配があり毎日点滴をしているとのこと。

それもあまり長く続けると心臓に負担が掛かるのだそうだ。

「どうしますか?」と訊かれたけれど何と応えれば良いのだろう。

主治医の判断に任せるしかなくどうすることも出来なかった。

コロナの後遺症とも考えられ長期戦になるのかもしれない。


帰宅してすぐに母に電話をしてみた。

そうしたら点滴なんかしていないと言い張る。

「薬だと思ってご飯を食べんといかんよ」と言ったら

「ビールが飲みたい」とまるでふざけたように応えるのだった。

母はどうやら食べなくても死なないと思っているようだ。

しっかりと食べて体力を付けなければいけない時なのに。

かと言って無理強いは出来ない。なんとも複雑な心境である。

これはもうしばらく様子を見るしかないだろうと思った。


声は明るく元気。それが何よりも救いだった。

そうして私や家族のことを気遣ってくれる。

「大丈夫よ、心配ないけんね」と言ったら

母の微笑んでいる顔が目に見えるようだった。


最後に「ありがとうね」と母が言った。

私も「ありがとうね」と言って電話を切った。


胸に熱いものが込み上げて来て涙がほろりとこぼれていた。


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