大気が不安定だったのか今朝はにわか雨が降る。
大量の洗濯物を干し終えたばかりで大急ぎで取り入れたことだった。
午後は青空となり夏らしい陽射しが降り注ぐ。
関東など6月とは思えないほどの猛暑だったようだ。
朝のうちにお大師堂へ。花枝はまだ大丈夫。
お線香の補充のみ。後は拙い般若心経を唱えた。
お大師さんにけい君の報告をする。
ささやかな祈りとしてきっと伝わるに違いない。
仏頼みとして縋りつきたいような気持であった。
なんとしても守ってやりたい。それは願掛けにも等しい。
それから図書館へ。凝りもせずまた田辺聖子の本を借りて来る。
とにかく不信感を拭い去りたい。納得できる作品がきっとあるはず。
「欲しがりません勝つまでは」そこには13歳の彼女が居た。
すでに小説を書いている。まさに天才的な少女だったのだ。
今日一日で3分の2程読み進む。手応えは確かにある。
とにかく読みたい。とにかく知りたい気持ちが募るばかりであった。
私も15歳から詩や短歌を書き始めたけれど
半世紀の歳月が流れても未だ芽を出せずにいる。
もしかしたらずっとこのまま種として生きる運命かもしれない。
認められたい欲ばかりが先走りなんと愚かなことだろう。
それでも書かずにいられないのは自分を信じているからだと思う。
種としての誇りがある。それは実があってこその種に他ならない。
諦めずに何度も何度も種を蒔いた。その度に悔しさがバネになって行く。
そんな生き方もまんざらではない。私はよりいっそう逞しくなっている。
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