ぽつぽつと雫のような雨。なんとなくしんみりとして来る。
空の呟きがこころに沁みて切なささえ感じた。
もう物思うような年でもないけれどまだ女なのだろうか。
それも嫌だなと思う。出来ることならば逃げ出してしまいたい。
今朝はとても嬉しく励みになるようなことがあった。
高知新聞のローカルジャーナルに所属している同人誌の紹介が出ており
たくさんのお仲間さん達を差し置き私の短歌が掲載されていたのだった。
新聞社の担当者の方が選んでくれたのだろう。
同人誌では落ちこぼれの私にとってそれなまさしく希望に他ならない。
日々の努力が報われたような気がして思わず涙ぐんでしまった。
諦めてしまえばそこでお終い。肝に銘じでこれからも書き続けて行こう。

お昼前に息子から電話があり急きょけい君を預かることになった。
朝昼兼用のコンビニ食を嫌がり自棄を言って困らせたらしい。
「もうそんなものは食べたくない」と言ったそうだ。
準夜勤で出勤時間の迫っていた息子も苛立ってしまったのだろう。
「とにかく何でも良いから食べさせてやってくれ」と言って来る。
聞けば準夜勤の終わる10時まで留守番をさせるつもりだったらしい。
何も食べずに夜遅くまでどうして独りで置いておけるだろう。
我が家にもろくなものは無かったけれどレトルトのハヤシライスで。
それも大盛りにしてそれは満足そうに食べてくれた。
温かいご飯に飢えていたのかもしれない。「おいしい」と喜ぶ。
息子も日々精一杯でついつい手を抜いてしまうこともあるだろう。
けい君にそんな父親の苦労が分かるはずもなかった。
まだ甘えたいし我が儘も言いたい年頃なのだ。
夕食にはフライドポテトが食べたいと言って
娘が機嫌よく揚げてくれてなんとほっとしたことか。
気を遣うことばかり考えていたけれどやはり家族なのだなと思った。
今夜は泊まらずお父さんと帰ると言っている。
夜遅くなるけれどぐっすりと眠って欲しい。
お父さんをあまり困らせてはいけませんよ。
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