薄っすらと陽射し。風がなかったので少し蒸し暑く感じた。
明日は雨らしいのでそろそろ梅雨入りなのではないだろうか。
紫陽花の季節にはやはり雨がふさわしく思う。
陽射しを浴びた紫陽花はなんとなく弱々しく儚げに見える。

息子43歳の誕生日。なんだか信じられないような気分だった。
世間的には初老を過ぎたおじさんの年齢ではあるけれど
まだまだ若く今が働き盛りの青年にさえ見える。
若い頃の苦労は買ってでもせよと云うけれど
どれほど苦労をしていることかと思えば不憫でならなかった。
いつかきっと報われる日が来ると信じてやりたいと思う。
今日はふと思い立ったように古いアルバムを開いていた。
生まれて間もない頃から初めて歩いた時の姿など
記憶はとても鮮やかにあり遠い日に馳せ向かうようであった。
歳月は愛しいものである。それを過去とは呼びたくもない。
息子は日に日に成長していき私も母らしくなれたのだろう。
子の幸せを願わない親はない。今はただそればかりだった。
今回の決断も決して間違った道ではなかったのだと思う。
一番に何を守るべきか。私達は息子の強い意志を感じた。
仕事に励みながら主夫業も子育ても疎かにはせずに
人生の大きな壁に立ち向かっていく姿は勇気そのものだと思う。
いつかきっと報われる時が来るだろう。
胸を張っていればいい。未来はきっと明るいのに違いない。
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