晴れたり曇ったりの一日で今は夕焼けも見られない。
窓から見える景色は今日も微笑ましくて
めいちゃんとまあちゃんそれからせりちゃんも遊んでいる
子供はほんとうに無邪気でいい。夕暮れ時の天使のようだった。
土手にはチガヤの白い穂。姫女苑の花もたくさん咲いている。
そろそろ除草作業の頃となりすべて薙ぎ倒されてしまうのも残念なことだ。
雑草としての運命だなのだろう。植物は決して嘆きはしないけれど。

今朝は出勤したら珍しく義父が居て
「臨時休業」の貼り紙を「めんどしいけん剥がしたぞ」と苦笑いしていた。
「めんどしい」とは方言で「体裁が悪い」と云うような意味である。
ちいさな村のことですぐに村中の噂になってしまうのだった。
それは義父のプライドが許さなかったらしい。
それがなんとも可笑しくてならず私は「しめしめ」と思った。
緊急の来客の場合はすぐに帰って来ると言い置き農作業に出掛ける。
おまけに田んぼの場所まで教えて行ったからよほど気にしている様子。
けれども来客は一人も無く電話も一切鳴らなかった一日となった。
呼び出しを食らうこともなく義父はほっとしていたことだろう。
同僚の白内障の手術は昨日無事に終わったそうだ。
電話をしたらとても退屈そうにしていて愉快でもあった。
「臨時休業」の一件を話したらへらへらと笑い飛ばしていた。
自分あっての工場と自負もあったのだろう。
まさか社長が張り切るとは思ってもいなかっと思う。
皆が協力し合ってこその職場だと改めて感じたことだった。
明日はあしたの風が吹くだろう。
「思い煩うことなかれ」何事もなるようになるだろう。
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