6月とは思えない程の青空。そうして爽やかな風が吹く。
梅雨入り前だからこそのこと。今が一番好きな季節かもしれない。
見わたせば紫陽花ばかりではない。くちなしの花も咲いている。
立葵の花も。今朝は桔梗が咲いているのを見つけて嬉しかった。
「くちなし」あれは16歳の頃だったろうか。
同じ文芸部に所属していた友人の律子が詩を書いていたのを思い出す。
残念なことにどんな詩だったのかは思い出せないのだけれど
とても繊細な詩で私にはとうてい書けそうにない詩だったことは憶えている。
憧れと同時に嫉妬も感じた。それは律子の純真さそのものだったのだろう。
50年の歳月が流れようとしている。律子は今でも詩を書いているだろうか。

めいちゃんがスマホデビューしてから3日が経った。
キッズ用のスマホかと思えば大人用を買い与えたらしい。
まだ2年生であまりにも早過ぎるのではと思ったけれど
娘夫婦にも考えがあってのことらしく口出しは出来なかった。
早速私の番号も登録してくれて「おばあちゃん」と表示されている。
私もすでに3回程かけてしまった。隣室に居てもかけてしまうのだ。
なんとなく声が聴きたくなる。「もしもしなあに?」が聴きたい。
あやちゃんも欲しがるのではないかと思っていたけれど
今は未だ必要ないとのこと。決して我慢をしている風には見えない。
その代わり家の電話はもはやあやちゃん専用となっている。
不審な番号からの電話には出ず友達の番号は登録してある。
鳴ったらすぐ出られるように子機を勉強机に置いてあるのだった。
それにしても便利な世の中になったものだ。
5年後10年後を思うとなんだか怖ろしくなってしまう。
SNSでいじめとか今も問題になっているけれど
なんとしても子供を守ってやらなくてはいけない。
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