雨あがりの晴天。爽やかな風のおかげで暑さを感じずに済む。
紫陽花の花が少しずつ色づき始めている。
気になるのは去年の花が化石のように残っていること。
それはいつの間にか消えてしまうけれど
いったいどんな仕組みになっているのだろうと不思議でならない。
枯れても散れない花はなんと切ないことだろうか。
さて、昨夜のけい君とじいちゃんのこと。
まるで怒り合いの喧嘩をしているように見えたのだけれど
就寝前には二人が肩を並べて歯磨きをしていた。
どうやらまるく納まったらしい。私もほっとして床に就いたのだった。
今朝はけい君のあどけない寝顔を見ながら目頭が熱くなった。
甘やかすのは確かに良くないけれどこの子に何の罪があるのだろう。
余程のことが無い限りきつく叱ってはいけないと思ったのだった。
今夜も息子が深夜勤のため預かることになっていたのだけれど
息子から連絡がありけい君を独りで寝させてみると言うので驚く。
けい君も「だいじょうぶ」と健気に頷いているらしい。
それだけ成長した証拠かもしれないけれどやはり心配でならない。
何もなければ良いけれど地震でもあったらと不吉なことが頭を過る。
明日は学校も休みだし息子も早朝には帰宅するらしい。
息子も考えてのことだろう。まるで我が子を試すかのように。
我慢と辛抱の上にまた大きな試練を与えようとしている。
優しい?じいちゃんがマンションへ泊りに行こうかと連絡をしたら
「来なくていい」とけい君が言ったそうだ。
「けい君なかなか言うな」ちょっと愉快な気分になってきた。
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