ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2022年05月26日(木) 男同士

梅雨入りを思わすような雨が降っている。

真っ直ぐで素直な雨である。正直なのかもしれない。

純真なのかもしれない。決して荒れすさんではいないのである。

落ちる場所を見失ってはいない。とにかくそのような雨なのである。



下校時からそのままけい君を預かっているのだけれど

夕食後、茶の間でじいちゃんに叱られたらしく

鉛筆を投げたりランドセルを蹴ったりと

ひどい怒りようで手が付けられない有り様だった。

「鬱憤」というものが子供にもあるのだろう。

その矛先を何処に向ければ良いのか途惑っているようだった。


「おまえはいいからさっさと二階へ行け」と言われて

こうしていつものようにこれを記しているのだけれど

はらはらとするばかりでどうにも落ち着かない。

男同士でケリを付けるつもりなのだろう。

それにしてもどちらかが折れないと治まりそうにない。

じいちゃんはいつまでも尾を引く性格ではないけれど

けい君はどうなのだろう。根に持つ性格なのだろうか。

まだにわか暮しのことでよく理解が出来ないのであった。


「おじいちゃんはけい君が大好きながやけん」と言ったら

「ぼくは大きらい!」と鬱憤はまだまだ彷徨っているようだ。

「けい君を守ってあげんといかんろ」とじいちゃんに言えば

「甘やかしたらいかんぞ!」とこれもまた凄い剣幕なのである。

どうやら私の出る幕は無さそうでもう口出しは出来なかった。



雨音が激しくなってきた。今夜はどれほどの雨になるのだろう。

素直なはずの雨が風を伴い荒れ狂うのかもしれない。


けれども明日は爽やかな青空が広がるのだそうだ。


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