快晴ではなかったけれど27℃と気温が高くなる。
幸い蒸し暑さは感じず過ごしやすい一日だった。
吹き抜ける風が心地よい。南風だったのだろうか。
山里に居ると北も南も分からなくて周りは新緑の山ばかり。
今朝はめいちゃんが頭痛を訴え朝食を食べようとしない。
集団登校に間に合わず私が出勤する時間までぐずぐずしていた。
後ろ髪を引かれるように先に家を出たのだけれど
後からじいちゃんから電話がありなんとあやちゃんも一緒に休んだそう。
とにかく少しでも早く帰って来て欲しいと困り果てたような声だった。
仕事を定時で終らせてもらって急いで帰宅すると
茶の間から聴こえるのは二人のはしゃぎ声であった。
めいちゃんに「あたまは?」と訊くと「もうなおった」と言う。
あやちゃんは妹が心配なので学校を休んだのだと言い張る。
仮病とずる休みと決めつけるのはあまりにも可哀想だろうか。
娘は察していたらしく出掛けにタブレットを取り上げていたらしい。
それも銀行の貸金庫に預けるとあやちゃんに告げたらしかった。
あやちゃんはそれを信じ込んでいて仕方なく諦めていたようだ。
退屈と言ってしまえばさすがに後ろめたさを感じたのだろう
ずっと茶の間に居てじいちゃんの側を離れなかったのだそうだ。
それから二人は洗濯物をたたむのを手伝ってくれる。
あやちゃんはお風呂掃除もしてくれた。
夕飯の支度も手伝ってくれて随分と助けてくれた。
めいちゃんは食後の食器洗いを率先してやってくれたのだった。
めいちゃんのお友達から手紙が届いていて
「はやくげんきになってね」「またいっしょにあそぼうね」と。
私はそれを読んで涙が出た。めいちゃんはどんな気持ちだったのだろう。
今朝は私も心配したけれどお友達もみんな心配してくれていたのだ。
頭痛は決して嘘ではなかったのかもしれない。
そう信じてあげなければめいちゃんの立場が無くなってしまう。
遅くなって帰宅した娘が隠していたタブレットを取り出してくれた。
お手伝いをいっぱいしてくれたのだものそれはご褒美に他ならない。
めいちゃんはともかくとしてあやちゃんはどれほど後ろめたかったことか。
それを身をもって感じた貴重な一日だったのかもしれない。
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