ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2022年05月22日(日) ぼくは待つ

朝の肌寒さもつかの間、日中は汗ばむ程の陽気となる。


朝のうちにやっとお大師堂へ。随分と久しぶりのこと。

やはり花枝(シキビ)がもう限界だったようで

葉が落ちかけているのを新しく活け替える。

シキビの艶やかな新芽がとても清々しく感じた。

私以外にそれをする者はいない。ささやかな任務なのだろう。



息子が早出出勤だったので6時半にはけい君を連れて来ていた。

昨日からじいちゃんと相談していて今日は何処かに出掛けようかと。

家に居るとどうしても二階に入りびたりになってしまうので

娘達に迷惑をかけてしまう。それだけは避けたかった。

「ドライブに行こうか」幸いけい君も素直に喜んでくれる。

じいちゃんの提案で西へ。宿毛市から愛媛の津島町まで。

間寛平の生まれ故郷の楠山を過ぎ坂本ダム経由で県境を越す。

けい君にとっては生まれて初めての愛媛県だったようだ。

道路標識を見ながら「えひめ県や!」と嬉しそうに叫んでいた。

山道ばかりで子供の遊び場などなかったけれど

松田川のせせらぎ。何よりも新緑の山々が目に眩しかった。

特に目を瞠ったのは大きな栴檀の木でそれは見事な薄紫の花。

「せんだん分かる?」と訊けば首を傾げるけい君であったけれど。

自然の風景に触れることで大いに気分転換が出来たのではないだろうか。


お昼時を過ぎてしまいやっと帰り道の宿毛市郊外のレストランへ。

私達はお手軽にラーメンセットを頼んだけれど

けい君はピザが食べたいと言う。てっきり冷凍ピザだろうと思っていたら

随分と待たされてそれは思いがけずに手作りピザだったらしい。

私達が食べ終えてもけい君のピザは運ばれて来なかった。

時刻は1時半を過ぎており空腹に悶えるけい君はちょっと愉快。

またまた辛抱と我慢に耐え忍ぶ姿に試練を垣間見たのだった。


乗り越えてこそのご満悦。ピザはとても美味しかったようだ。

ささやかな一日だったけれどけい君はまた少し成長したのかもしれない。






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