昨夜は幸い大雨にはならず静かな朝を迎えた。
やがて雲ひとつない青空が広がりなんと爽やかなこと。
少し湿っぽくなっていた気分もずいぶんと明るくなった。
特に落ち込んではいないのだけれどなんとなく気分が塞ぐ時がある。
同僚が通院日の為、職場は臨時休業となった。
月曜日も高知市内の眼科に検査に行くとのことで休業を決めている。
来月早々に白内障の手術をするのだそうだ。
同僚の腕ひとつをどれ程頼りにしているか改めて思い知らされる。
60歳が近くなった彼の躰も日毎に不調が多くなって来ている。
職場は誰一人欠けることは出来ない。もちろん私も同等であった。
朝のうちに買物と久しぶりに本屋さんへ行く。
高知新聞に四万十市出身の岡本真帆さんの歌集が話題になっていて
驚いたのはずっとSNSで短歌を発信続けていたのだそうだ。
その短歌が出版社の目に留り歌集の発刊まで漕ぎつけたということ。
それは決して運に恵まれたのではなく才能あってのことだろう。
それだけ多くの人の心を惹きつけたのだろうと思う。
同じようにSNSで発信を続けている私にはまるで夢物語であった。
老いぼれの命にしがみつくような短歌に共感は無きに等しい。
自分がとても惨めに思えてならないけれど投げ出すことは出来ない。
最後の最期まで発信し続けようと自分の意志を貫きたいと思う。
名のある花の美しさより道端の雑草に咲く花が好きだ。
こんなところに咲いていたのかと立ち止まってくれる人もいるだろう。
けれども私は手折られることはない。
それは自分にいちばんふさわしい場所をすでに知っているからだ。
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