「五月晴れ」は5月の青空のことを言うのではなく
梅雨時の晴れ間のことを言うのだそうだ。
以前から知ってはいたけれどついついそう言ってしまいそうになる。
早くも沖縄が梅雨入りしたらしい。
明日はもう「立夏」四国もやがては梅雨の季節を迎えることだろう。
季節の移ろいを少し途惑いながらも受けとめようとしているこの頃。
予定通りに川仕事終了。やはり心地よい達成感があった。
けれどもじいちゃんがふと呟いたのは「豊漁だったらな」の一言。
欲を言えばきりがないけれど「全滅」は思いもしなかったこと。
希望が絶望になり潔く諦めることを学んだのだと思う。
「人生苦もあれば楽もある」それこそが生きがいなのかもしれない。
楽ばかりでは幸せを感じることもないのではないだろうか。
午後、チューリップの球根を掘り起こす。
植えたままにしておけば夏の間に腐ってしまうのだそうだ。
枯れた茎を切り落とし球根を水洗いし日陰で保存すれば良いとのこと。
そうして秋の終わりにまた植えれば春に花を咲かせるらしい。
上手くいくか分からないけれどとにかく試してみたのだった。
娘は半信半疑の様子で「駄目なんじゃないの」と苦笑いしていたけれど
私は希望を持つのがよほど好きな性格らしい。
お昼寝をしたり本を読んだり連休を満喫している。
そんなスローライフに憧れる気持ちは大いにあるけれど
よほどの貧乏性でもあるのだろう。
働かないと食べていけないと現実を受けとめる気持ちも大きい。
お財布が寂しいと毎日の買物もストレスになるのだった。
残念ながら楽天家ではないのでついつい明日を思い悩んでしまう。
その度に呪文のように「なんとかなる」と呟いている。
けれども決してそれが不幸だとは思えなかった。
日々を乗り越える試練を頂きありがたいことなのではないだろうか。
いつだって明日はあしたの風が吹く。
そう思う心は「豊か」に育ち続けているのに違いない。
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